6月11日 不安定な天候でも透明度良好~!


朝のうちは雨が降っていましたが、その後は急に晴れたり、また雨が降ったりと不安定な天候でした。
南西風が吹き浅場の白濁りが消えて、湾内は顔をつけた瞬間から視界良好でした(^o^)/
水温は22度前後となっていました。

Wannai 11m
オオモンカエルアンコウ。

Wannai 16m
ハワイトラギス。

Wannai 6m
カゴカキダイ。

お魚たちの活性が上がってきました(^^)

【まとめ】ソコボウズと思われる浮性卵と稚魚の観察記録

ソコボウズの卵
2023年2月17日(金)、大瀬崎湾内でのダイビングをしてビーチの中央付近からエキジットする際、何度か見覚えのある下の写真の浮性卵を見つけました。幅の広いところで25cmほどでしょうか。


【1日目】2月17日
何者なのかを確認したかったので、この浮性卵から10cm四方ほどの破片を採集して、まずはバケツに入れて観察することにしました。
周囲のゼラチン物質はかなりしっかりしていました。

採集した日の写真は次の通りで、拡大してみるとすでに眼や体がわかる状態でした。
ソコボウズの卵

ソコボウズの卵

ソコボウズの卵


【2日目】2月18日

ソコボウズの卵
朝8時半頃、大瀬崎の北側桟橋から岬の先端方面を見ると、またしても浮性卵が見られました。

ソコボウズの卵

ソコボウズの卵
さらに15時半頃、大瀬崎北側桟橋のすぐ南側で20~25cm位の2つの浮性卵が見られました。
この日の海況は、晴れ、最高気温13度、東のち南西風、水温17度でした。

ソコボウズの卵
採取した卵塊はバケツのままエアレーションして、水温は15~16度を保つようにしました。


【3日目】2月19日

ソコボウズの卵
黒い眼がさらにくっきりとしました。


【4日目】2月20日

ソコボウズの卵
バケツから水槽に変更しました。

ソコボウズの卵


【5日目】2月21日

ソコボウズの卵

ソコボウズの稚魚
5日目の夕方に水槽を見てみると、10個体ほどハッチアウトしていました。


【6日目】2月22日

ソコボウズの卵

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚
6日目の朝にはハッチアウトした個体がさらに増えていました。


【7日目】2月23日

ソコボウズの稚魚
海から汲んだ海水で半分以上水換えをしました。


【11日目】2月27日

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚


【13日目】3月1日

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚

ソコボウズの稚魚
数が減ってきて、飼育の限界が近づいてきたようです。


【16日目】3月4日
数がほぼ半数になってしまいました。

【18日目】3月6日
残り10個体ほどになってしまいました。

【19日目】3月7日
残念ながら全滅させてしまいました。


■上記以外の日に撮影した、同じ種のものと思われる浮性卵の写真を載せておきます。

ソコボウズの卵塊
2011年2月16日 大瀬崎湾内、南側にて。

ソコボウズの浮性卵
2025年2月7日 大瀬崎湾内、北側にて。
2025年2月7日のブログ


■参考資料
「ウッカリカサゴのブログ」
https://ameblo.jp/husakasago/entry-12369054522.html