3月23日 大瀬崎湾内と先端の生物たち

Wannai 22m
カンナツノザヤウミウシ。

Wannai 18m
ツノザヤウミウシ。

Wannai 18m
今年はツノザヤウミウシなどの餌のコケムシが余るほどあります。

Wannai 5m
ヒラツノモエビ。

Wannai 20m 100mm
大きなカラスキセワタ。

Wannai 22m


大きなキアンコウと上膊棘。

Wannai 20m
ホシエイ。

 Sentan 20m
アブラヤッコが集まっていました。

Sentan 18m
ウズラガイ。

Sentan 5m
大瀬崎先端の傾斜具合。
ブイのロープが垂直なので、なかなかの斜度ですね。

 

大瀬崎湾内のアンコウ

アンコウ Wannai 19m
今シーズンは、冷たい水温がここ数年より長く続いていることが関係あるのかわかりませんが、アンコウがよく現れています。

アンコウ正面
このアンコウは落ち着きがなく、ちょこまかとよく動いていました。
おかげで立体感のある姿を観察できました。

アンコウの眼
眼の周辺。

上膊棘
少し埋没していますが、眼の後ろの方にある上膊棘という棘が枝分かれしている多尖頭になっています(アンコウの特徴でキアンコウは単尖頭)。

上膊棘
少し動くと体が膨らみ、上膊棘が飛び出します。
反対側からゲストさんがライトを当ててくれたので、形がくっきりわかりますね。

 

3月15日 キアンコウと上膊棘

Wannai 27m
朝から湾内でキアンコウが見られていました。
少しずつ移動しているようですが、ガイドダイブが終わってから見に行きました。


探していたら親切なダイバーさんが鈴を鳴らして教えてくれました。
ありがと~っ!!
サイズは80cm位あるので迫力がありますね。


観察中は常に体が少し浮いていて姿が目立っていました。


水中でキアンコウとアンコウを見分ける方法のひとつに、上膊棘の形があります。位置は上の写真の矢印のところです。まわりに似たような皮弁があるので注意です。
砂底に擬態してぺったんこ状態のときには、埋没して見づらいこともありますが、アクビをしたりして鰭を立てているときにはニョキッと伸びて見やすくなりますよ。


この個体のように棘が1本(単尖頭)の場合はキアンコウになり、枝分かれしている多尖頭であればアンコウになります。

 

1月16日 2個体のアンコウ

 Wannai 17m
湾内北側17mで見られたアンコウ。

 Wannai 20m
湾内正面20mで見られたアンコウ。
両個体とも全長40~45cmでよく似ていますが、白斑の形や目の周りの模様等で別個体だとわかります。



よくキアンコウと間違えられますが、今回の2個体はアンコウです。
写真はアンコウの特徴の一つである多尖頭の上膊棘です。